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I. Basse-Danse
II. Pavane
III. Tordion
IV. Bransles
V. Pieds en l'iar
VI Mattachins (Sword Dance)
ウォーロックの最もよく知られた作品で、特に弦楽合奏では有名なレパートリーです。
カプリオール組曲は、トワノ・アルボが1588年に出版したオルケゾラフィー(舞踏体系)に掲載された舞曲を元に組曲にしたもので、
1925年にこの本の英訳版が出版された際にウォーロックがは音楽に関連する部分の翻訳を行ったのが始まりです。
翌年の1926年10月に組曲を作曲しています。
ちなみにオルケゾラフィーのファクシミリはこちらで公開されています。
曲は6つの楽章から成り、それぞれに対旋律、高声部、コーダなどが付け加えられ、ハーモニーも当時のものではなく、20世紀のもので、かなり異色な作品です。
作曲者自身の手により、弦楽合奏版と同時期にピアノ版が、1928年にはオーケストラ版が作られており、この吹奏楽版も弦楽合奏版とオーケストラ版の二つを基にしつつ編曲しました。
和田直也
