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吹奏楽譜 飛天 作曲:櫛田胅之扶 【2019年1月取扱開始】 [NWO-047]

販売価格: 18,000円(税別)

(税込: 19,800円)

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作曲:櫛田胅之扶 (Tetsunosuke KUSHIDA)
演奏時間:10'30"
グレード:3.5

楽曲解説
京都大谷高等学校の委嘱作品として、当初は「オーボエと吹奏楽のための飛天」として1981年に作曲され、同校吹奏楽部定期演奏会(指揮:木津 清)で初演されました。当時寄せられた好評の多さから、同年作曲者自ら吹奏楽に校正・改編し吹奏楽曲として出版されました。その後、東京都錦城高等学校(指揮:梶原 政利)・青森信用金庫(指揮:箕輪 響)・京都市立上京中学校(指揮:木村 孝)・石川県立金沢ニ水高等学校(指揮:川合 政之)など、多くのコンクールでの名演があります。陸上自衛隊中央音楽隊・名古屋芸術大学・大阪市音楽団も定期演奏会に取り上げられ、好評を博しています。これまでに、コンクール・演奏会では作曲者によってその都度オーケストレーションに些かの改編が加えられ、その演奏会のための版が作られてきましたが、今回、ネクサス音楽出版の渡部哲哉氏のお勧めとご協カを得まして、最終決定版(2018年)として出版して頂く運びになりました。現存の各種版に作曲者の作曲意図を全て加えた「最終スコア」になっています。

曲は、京都宇治平等院鳳凰堂の欄間を飾る、雲上菩薩飛天の印象を主題にしたものです。自作曲「飛鳥」と同じく、雅楽の《舞楽》に使われている音列・様式を基調にして作曲されており、伝統的な日本文化への愛情・憧憬を明確に表現しています。天上に舞う飛天菩薩の清澄な姿を、雅楽の旋律と躍動感に満ちたダイナミズムを交差する中で、遠くシルクロードへの想いをも込めています。現代の雅楽と云えます。

前半、笙・篳篥の立ち上るような空間に、竜笛を思わす旋律が広がり、《序》が始まります。アルト・サクソフォンのソロから、静と動を交差させながら、厳然とした激しいリズムを展開させ、ファンファーレとともに《破》に入ります。雅楽の旋律が雲上の世界を思わせ、この祈りの中に、一線の光明が見えてきます。後半、竜笛を思わす笛の音で、急速な王朝風の舞曲《急》に入ります。拍子の変化と金管・木管の対比が、飛天の飛び交う姿、音楽を心地よく響宴する姿を、描きます。シルクロードを夢見る、オリエント旋律を使っています。強烈さと優美を持って、この曲のクライマックスが構成されています。コーダは、夢の余韻を持った、静謐な笛の音の流れる中、曲は静かに閉じます。

この曲は、大編成(コンサート・バンド)の楽器編成で作曲されていますが、少人数のバンド(ウインド・アンサンブル)でも演奏可能なように充分なオプションが準備されています。オーボエ、イングリッシュ・ホルン、バスーンといったダブルリード楽器は、ソロ以外でもオプションが準備されています。また金管の全てのパートが2管編成であっても、パート間(ホルンとトロンボーンなど)の音の設定によって和声は確保されるようにオーケストレーションされています。打楽器は、多様な・多彩な活用が表現の大きな課題になっています。音色の選択、感性豊かな表現が期待されます。

※コンクール・演奏会等で、演奏時間に制約がある場合の演奏(楽曲校正)について、作曲者による提案がございます。別途お問い合わせください。

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