CD 岩井直溥コレクション vol.3 【2014年4月18日発売】 [BRN-BOCD-7232]

CD 岩井直溥コレクション vol.3 【2014年4月18日発売】 [BRN-BOCD-7232]

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絶品! ≪ムーンライト・セレナーデ≫冒頭8小節!

日本で初めて、プロが演奏した「岩井アレンジによる吹奏楽ポップス」LPは、1972年2月、当時の東芝EMI(現ユニバーサル・ミュージック)から発売された『ダイナミック・マーチ・イン・バカラック』だった。

人気作曲家バート・バカラック(1928〜)の名曲を吹奏楽にアレンジした全12曲のアルバムである。編曲は、もちろん、全曲が岩井直溥。そして演奏が、本盤と同じ、航空自衛隊・航空中央音楽隊(当時は「航空音楽隊」)であった。

つまり岩井&航空中央音楽隊こそは、“吹奏楽ポップス”を、初めて世に送り出したコンビなのである(ちなみに「ニュー・サウンズ・イン・ブラス」第1集の発売は、それよりあとの同年7月である)。
以後、航空中央音楽隊は、「吹奏楽ポップス」の方向性を決定付けた名盤『ブラス・バンド・プレイ・ブラス・ロック』(1973年10月発売)や、岩井を中心とする作曲家8人の集まり「ニュー・エイトの会」コンサートなどで続々と「岩井アレンジ」を紹介し、名演奏を繰り広げるのである。

そのコンビが、ひさびさに復活し、素晴らしいアルバムを作り上げた。2013年9月と12月に立て続けにリリースされ大ヒットとなった『岩井直溥コレクション』vol.1・2につづく、このvol.3である。

あまりに立て続けに出るので、「まだあるの?」と驚いている方もいるだろうが、岩井はいままでに「3000曲」以上の作編曲を手がけている(ご本人も、よくわかっていない)。
本年(2014年)で91歳を迎える「吹奏楽ポップスの父」の爆走は、まだまだ終わらないのである。
富樫鉄火(音楽ライター)

1. 靴が鳴る / 弘田龍太郎
2. 双頭の鷲の旗の下に / J.F.ワーグナー
3. 禿山の一夜 / M.ムソルグスキー
4. アメリカン・パトロール 2 / F.W.ミーチャム
5. ムーンライト・セレナーデ / G.ミラー
6. 旅愁 / J.P.オードウェイ
7. 黒い瞳 / F.ヘルマン 原曲
8. フックト オン アメリカ
9. 若者への贈り物 / 岩井直溥
10. ゴーイング・ホーム / A.ドヴォルザーク
11. 復興への序曲「夢の明日に」 / 岩井直溥

指揮:水科克夫 2等空佐
演奏:航空自衛隊航空中央音楽隊

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