吹奏楽譜 「サムソンヒョル」~ 美しき島に伝わる伝説 -大編成版- 洪 正昊 作曲 【2018年3月より取扱開始】 [MEJR-001]

吹奏楽譜 「サムソンヒョル」~ 美しき島に伝わる伝説 -大編成版- 洪 正昊 作曲 【2018年3月より取扱開始】 [MEJR-001]

販売価格: 32,400円(税込)

数量:
※価格・仕様は予告無く変更される場合がございます。
ご注文後お取り寄せ対応商品 通常4営業日前後で発送。

♪ジャケットをクリックすると、出版社ホームページにて、サンプルスコアが閲覧できます。(一部対応していない作品もございます。)

作曲家名:洪 正昊 (CHONGHO HONG)

演奏時間:10分45秒

グレード:4.5(上級)

2017年度 韓国吹奏楽作曲コンクール金賞受賞曲。
サムソンヒョルとは、済州(チェジュ)島のルーツである耽羅(タンラ)と呼ばれる国を創始した、三神人が現れたと言われる聖地です。
このサムソンヒョルから高乙那(コウルナ)、良乙那(ヤンウルナ)、夫乙那(ブウルナ)の三神人が生まれ、狩りをして暮らしていました。そんなある日、五穀の種を持ってきた碧浪国(ピョンナング)の三王女を迎え入れてから、農業が盛んになり、耽羅(タンラ)王国へ発展していったと伝えられています。
遺跡地は現存しており、現在も聖地の神秘的な雰囲気を感じ取ることが出来ます。

この曲の原点は“虚栄心”が原点となっています。
「動物農場」の著者として知られているジョージ・オーウェルは、作家が文章を書くの最初の理由は「純粋な利己主義」と述べています。 「有名になりたい欲求」、「虚栄心」、「自己中心の欲求」が原点である。というのは私もアーティストとして十分共感し、「私もそうである」と考えています。

また、2012年に公開された映画である『アイアン・スカイ』からも、この曲を創作したいという「想い」や「きっかけ」を得ました。
この映画は、ナチスが第二次大戦後、月に巨大な秘密基地を立て2018年に地球を侵略する。という全体的に誇張された政治風刺映画です。
この映画のサウンドトラックは、1980年の活動を開始した、スロベニア(当時のユーゴスラビア)の実験音楽グループであるライバッハ(Laibach)が音楽を担当しています。
ライバッハとは、スロベニアの首都リュブリャナのドイツ語名であり、全体主義を連想させる舞台衣装と、誇張されたパロディで左派と右派の両方から激しい批判を受けました。
お互いの利害関係が違う宗教と民族の対立で民族浄化と言われるバルカン半島の悲劇的な政治状況を、最後の最後まで必死に抵抗した。表面のストーリーは軽いかもしれませんが、実は意外にも深い内容を持っているのです。この映画を通して、「私は、芸術家として何が出来るか。何をすべきか。」という問いについての答えが少しは見つけられた気がします。

この曲はサムソンヒョルという美しい島に伝わる伝説がモチーフではありますが、曲の構成にはJ.S.バッハとG.ホルストからのインスピレーションを多く引用しています。実際に、高乙那(コウルナ)を象徴するテーマにはホルストの管弦楽色彩から、オドルトギ(済州民謡)のバリエーションは、バッハの対位法から引用しています。

最後に、私が音楽と出会うきっかけを作ってくださった済州のとある孤児院に楽器を寄贈してくださった日本人の方に心から御礼を言いたいです。
この曲は、私の「夢」と、多くの人の「優しさ」が結びついたからこそ完成したと確信しています。この曲の完成に当たって、多くの方のご助言をいただきました。この場をお借りして、感謝申し上げます。
この曲が、ムジカ・エテルナを通して様々な国で、多くの演奏機会に恵まれることを心より願っております。(CHONGHO HONG)

楽器編成 / Instrumentation

Piccolo
Flute I II
Oboe I II
English Horn
Bassoon I II
Contrabassoon
Clarinet in Eb
Clarinet in Bb I II III
Alto Clarinet in Eb
Bass Clarinet in Bb
Alto Saxophone I II
Tenor Saxophone
Baritone Saxophone
Trumpet in Bb I II II
Horn in F I II
Trombone I II
Bass Trombone
Euphonium
Tuba
Double Bass
Timpani
Xylophone
Tubular Bells
Korean Drum
*(Diameter 54 - 60 Cm / Height 60 Cm)
or 18" x 22" Bass Drum
Bass Drum
Tam-tam
Anvil
洪 正昊(CHONGHO HONG)

作・編曲家。現在、済州芸術協会会長と韓国管楽協会済州支部会長を務めるなど、活動は多岐にわたる。
1969年2月21日、韓国・済州島生まれ。
1979年に生活環境が厳しくなり、済州島の保育園と孤児院で育つ。
1980年に日本人が孤児院に楽器を寄贈してくださったことがきっかけで小学生6年生の時に音楽に出会い、打楽器を始める。
中学3年生の時には、済州管楽合奏団のメンバーとして活動する。
その時に耽羅(タンラ)管楽合奏団や済州市合奏団、済州市交響楽団等、多くの演奏者との交流の機会を持つことにより、次第に音楽家としての道を志すようになる。
その後、ブルガリア国立音楽院の作曲・指揮教授であるVasil Kazandjiev氏に師事。

現在の作風には、宮崎駿の影響を大きく受けている。
日本の神話や伝統文化、生活などを表現された作品を見て育ったことから、自身も済州島の神話や伝統文化の多くを音楽にしている。
2018年、済州文化芸術財団が公募し済州文化ストーリーコンペティションに応募した作品が優秀賞に選ばれる。この一連の応募にも、宮崎駿への憧れや尊敬が大きなきっかけである。

「Have Courage, Be Kind. (勇気と優しさを持って。)」
これは、映画『シンデレラ』の中の言葉である。この言葉が大好きであり、信条としている。1980年に私たちの孤児院に楽器を寄贈してくださった方に心から感謝し、自身にしか出来ない音楽の創作を行なっている。



【免責事項】
♪昨今、出版物の絶版のスピードが速まっており、リアルタイムでの陳列削除が難しい状況です。ご注文後、お取り寄せとなった場合、出版社に確認後、絶版となっている場合は、キャンセル扱いにさせていただくことがございますので、あらかじめ、ご了承の程、お願い申し上げます。

Facebookコメント